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【2024年2月】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

【2024年2月】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。春本番の陽気に桜のつぼみも膨らむ今日この頃ですが、晴れて暖かくなる日や雨の翌日は、花粉の飛散が増えますので、花粉症の方はお気をつけください。

さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

ZEH-M仕様 投資用賃貸集合住宅1棟目が完成

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1棟目を千葉県千葉市美浜区に

株式会社アーキテクト・ディベロッパーは、カーボンニュートラルな社会の実現に向けた取り組みの一環として、2024年1月下旬にZEH-M仕様の賃貸集合住宅1棟目を千葉県千葉市美浜区に完成させました。
https://architectdeveloper.com/news/1198/(外部リンク)

注目ポイント

ZEH-M仕様 賃貸集合住宅着工の背景

2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画では、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標が設定されるなど、住宅への脱炭素化対策が求められています。また、本物件が存する千葉市では、家庭における地球温暖化対策に加え電力の強靭化を推進しています。アーキテクト・ディベロッパーは、これらの課題解決と物件の付加価値向上を目的として、2024年1月下旬にZEH-M仕様の投資用賃貸集合住宅1棟目を千葉県千葉市美浜区に完成させました。

アーキテクト・ディベロッパーのZEH-M仕様の特徴

ZEH-M仕様の集合住宅として認められるためには、「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの基準を満たす必要があります。アーキテクト・ディベロッパーは、高断熱サッシの採用による高断熱、高効率設備の導入による省エネ、太陽光発電による創エネを取り入れることで、「ZEH-M Ready」の基準を達成しました。また、本物件は住棟・全住戸で建築物省エネルギー性能表示制度(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、「BELS」)の最高位である★★★★★(5つ星)を取得しました。

木造化技術ブランド「MOCX(モクス)」誕生

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独自技術による木造トランスフォーメーションで脱炭素社会に貢献

三井ホーム株式会社は、独自の木造技術の総称として、木造化技術ブランド「MOCX」を立ち上げました。
https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2024/240229.pdf(外部リンク・PDFが開きます)

注目ポイント

「MOCX」名称の由来

独自技術で街のさまざまな建物を木造化させる意味を込めて、木造(モク)とトランスフォーメーション(X)を合わせた「MOCX(モクス)」と名付けました。MOCには木造という意味の他に、Mitsui homeの「M」、Originalの「O」Construction methodの「C」の頭文字から「三井ホームの木造技術」という意味も込められています。これらの意味が込められたMOCXという技術の総称を、木造建築技術が進化し続けていくことを連想する「進化の先の、木造建築。」のキャッチコピーとともに、展開・運用します。

MOCXが展開する事業構成

木造化技術ブランド「MOCX」に含まれる技術には、木造マンション「MOCXION」にも採用されている高強度耐力壁「MOCX WALL(モクスウォール)」や、阿蘇くまもと空港の天井にも採用された「MOCX ROOF(モクスルーフ)」が含まれます。この独自技術を用いたさまざまな事業に「MOCX」をつけた事業名称で整理することで、事業の統一と今後の木造化事業をよりわかりやすく発信していきます。

価格上昇の今こそ低価格の住宅を アイダ設計「888万円の家」を発表

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建物本体価格888万円(税込)を実現

株式会社アイダ設計は、規格住宅「BRAVO minimal plus」を2024年2月9日(金)より販売開始しました。2階建て24坪3LDKのプランでは、建物本体価格888万円(税込)を実現します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000010879.html(外部リンク)

注目ポイント

規格住宅「BRAVO minimal plus」とは

従来の「BRAVO minimal」に要望の多かったシャッター・収納・2階トイレを追加したプラン。間取りを固定化とすることで建築費を抑える設計とし、図面などの制作資料の削減と設計工程の短縮により、コストパフォーマンスを高めた価格を実現しました。かつての低価格のイメージに加え、質の高い商品提供を目指して積み重ねてきた実績を掛け合わせた商品であり、金銭的な「ゆとり」、暮らしの「ゆとり」を生み出します。

国産材の利用・木造建築の促進

現在、日本の森林資源は増加しているにも関わらず、その資源は活用しきれていません。アイダ設計では国産材を積極的に活用し、日本の森林保全に貢献しています。また住宅だけでなく、生活や産業に必要な社会的な施設(非住宅建築)の木造建築を推進することで、地球環境にやさしい社会に貢献します。

アスエネ、建設・建築業界向け「Asuene Construction」を提供開始

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CO2排出量算出業務をカンタンにサポート

アスエネ株式会社の運営するCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」は、建設業界のCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告の包括的なソリューション「Asuene Construction(アスエネ コンストラクション)」を実装します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000328.000058538.html(外部リンク)

注目ポイント

「Asuene Constrauction」とは

業界特化型サービス「Asuene Construction」は、建設業界におけるCO2排出量の見える化・削減・報告を支援します。建設現場の多様な業務・プロセスを把握し、自動でCO2排出量を算定します。また、建設プロセスごとのCO2排出量を見える化することで、削減対策の優先順位を明確化します。さらに、削減対策の立案・実施・効果測定を支援することで、効果的な削減を実現します。具体的にはGRESB向けのコンサルティング/項目管理、建設用の原単位拡充を実施します。今後も、APIでのシステム連携を強化するなど機能の拡張が行われます。

「アスエネ」について

「アスエネ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

*Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量

収益不動産の建築時に、無料で建設会社を紹介する「BUILDER’S MATCH」本格提供を開始

無料で建設会社を紹介

株式会社シームレスは、収益不動産を建築する際に、建築主様へ無料で建設会社を紹介するサービス、「BUILDER’S MATCH(ビルダーズマッチ)」の本格提供を開始しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000136951.html(外部リンク)

注目ポイント

「BUILDER’S MATCH」とは?

「BUILDER’S MATCH」はオフィスビルや商業ビル、マンション等の収益不動産を建築する際に、建築主様へ無料で建設会社を紹介するサービスです。近年、法人では第二創業として、個人では資産形成として、収益不動産への投資が注目を集めています。不動産収益の最大化を図るために重要なのが、建築コストの最適化。そこで大切になるのが、パートナーとなる建設会社選びです。しかし、建設業界は専門的で難しく、どう判断すればいいのか分からないと、不安を抱えられる方が多くいらっしゃいます。「BUILDER’S MATCH」は、建築主様のそういったお悩みに寄り添い、建築主様が所有する不動産の状況や問題点をお伺いしたうえで、建設会社をご紹介します。複数の建設会社を比較検討することもできるため、より建築主様の希望に沿った選択が可能となり、収益性の向上につながります。

いかがでしたでしょうか。日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

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執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

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