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【2023年2月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

【2023年2月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。2月になって地域によっては花粉がすでに飛び始めているところもあるようですね。花粉のニュースで春の訪れを感じるのも風情がないなあと思わなくもないですが、花粉対策の準備は万全でしょうか?

さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

暮らしの中に、実験を。コクヨが新たな集合住宅を提案「THE CAMPUS FLATS Togoshi」7月オープン決定

街に開かれたスペースや7つのプロ仕様スペース完備

コクヨ株式会社は「THE CAMPUS」の新展開として、住みながら、いつかやってみたかったことを試せる新たな形の集合住宅「 THE CAMPUS FLATS Togoshi (ザ・キャンパス フラッツ トゴシ)」を2023年7月、東京都品川区・戸越にオープンします。
https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/industry_other/20230131cs3.html(外部リンク)

注目ポイント

コンセプトはプロトタイプする暮らし

人生100年時代の到来で、自己実現のために可処分時間を使う人が増えるなか、現代における最適な生活空間の在り方を模索するコクヨは、2021年2月に、コクヨ東京品川オフィス及び東京ショールームの自社ビルをリニューアルし、“みんなのワーク&ライフ開放区”として「THE CAMPUS」を開業。オフィスの中にお客様や地域の人が利用できるラウンジやショップ等を併設したことで、“働く場所”だったオフィスが、老若男女が集まる場所に変化し、新たな地域拠点となりました。そのTHE CAMPUSの新展開となる「THE CAMPUS FLATS Togoshi」は、戸越のコクヨ社員寮をリノベーションして立ち上げる、“プロトタイプする暮らし”をコンセプトに据えた賃貸住宅です。働くための機能が集まるオフィス街から、暮らすための機能が集まる商店街に舞台を移動し、新たな地域拠点となる住まいづくりに挑戦します。

参加も主催できる“クラス”や“イベント”を随時開催

自分の好きなことや得意なことに、もっと時間を使ってみたいという方に向けた新たな集合住宅が「THE CAMPUS FLATS Togoshi」です。従来のマンションのような独立した居室とは別に、好きなこと・得意なことに打ち込める7つのスペースが用意されています。入居者は上記のスペースを活用し、クラスを主催したり、好きなテーマのイベントに気軽に参加したりすることが可能です。

【新規事業】 不動産オーナー様向け無料入居者様マッチングサービス 『自ら賃貸』 実証実験として3月より提供開始

オーナー様自身で入居者様募集から契約手続きまで可能に

大東建託株式会社は、3月より、社内ベンチャー制度から誕生した新規事業で、部屋を貸したい自主管理オーナーと、部屋探しをするユーザーを無料でマッチングするWEBサービス「自ら賃貸」の実証実験を開始します。
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_mizukara_20230210.html(外部リンク)

注目ポイント

オーナーは仲介手数料が不要に

オーナーは自ら入居者を募集することができるため、本来、募集の際に必要な仲介手数料が不要になる点が特徴。利用は無料です。

貸主と借主の関係がオープンに

「自ら賃貸」では、貸主と借主の関係がオープンになるため、部屋の使用ルールなど、賃貸借契約内容を双方の合意で柔軟に調整することが可能です。また、オーナーが借主ニーズをダイレクトに把握し対応できるため、建物賃貸事業のキャッシュフロー向上にもつながります。

ヤモリ、賃貸管理クラウド「管理会社のヤモリ」をリリース。賃貸管理業務とオーナー報告業務を自動化。入金消込機能を初期費用無料、月額税込5,500円で提供開始。

賃貸管理の事務作業をすべて自動化

株式会社ヤモリは不動産管理会社向けに賃貸管理クラウド「管理会社のヤモリ」をリリース。不動産管理会社に毎月発生する入居者管理、入手金管理、月次明細作成などの事務業務をクラウドで自動化します。
https://www.yamori.co.jp/post/pr003(外部リンク)

注目ポイント

中小規模の管理会社を支えたい

約3万社以上の不動産管理会社が、全国各地の賃貸物件と入居者の管理を支えています。中小管理会社が圧倒的に多く、未だアナログな商習慣が残りIT化が進んでいません。「管理会社のヤモリ」は日本全国で賃貸物件を管理する中小規模の管理会社を支えたいという想いで開発したサービスです。

クラウドによる一元管理と自動化。導入しやすい価格設定

不動産管理会社のノンコア業務である入居者管理、入手金管理、月次明細作成などの業務を、クラウドで一元管理して自動化します。すべての金融機関や保証会社のCSVフォーマットから入金データを取り込むことができ、入居者の契約情報と突合して、自動で管理物件のオーナー宛の月次明細書まで自動作成します。オーナーの収支管理クラウド「大家のヤモリ」(無料)」との連携も可能です。現在リリース記念として基本機能は無料で提供。入金データの取り込みと入金自動消し込みの機能については初期費用無料、月額税込5,500円で提供を開始しています。

不動産業界初、潜在的ニーズをAI分析し理想物件を提案する新サービス セレンディピティ型お部屋探し「Serendipity Living Search」を提供開始

潜在的ニーズに合致する可能性のある候補を選別・提案できるお部屋探しサービス

ハウスコム株式会社は、SREホールディングス株式会社の先進的な機械学習技術を活用した不動産業界初※1のセレンディピティ※2型お部屋探しサービス「Serendipity Living Search」を2月13日より提供開始します。
https://sre-group.co.jp/news/2023/230213.html(外部リンク)

注目ポイント

ユーザーのお部屋探しと事業者の提供価値の差別化を支援

現在多く利用されているお部屋探しサービスは、ユーザーが希望する条件を選択/指定することでニーズに合った物件を検索できるものが主流ですが、ユーザーによっては物件を吟味することを手間や面倒に感じる場合があります。一方、お部屋探しサービスを提供する事業者は、提供価値の差別化が難しい状況にありました。こうした課題を解決するべく、ハウスコムがこれまで蓄積してきた顧客情報や購買データと、SREHDが機械学習モデルの開発を通じて磨きこんできた実務有用性の高いテクノロジーとを融合することで、新たな顧客体験を実現させた賃貸向けお部屋探しサービスの開発に成功しました。

AIによる予想外の発見(セレンディピティ)で良質な顧客体験を創造

従来のユーザーが指定した条件を元に物件を提案する方法ではなく、ユーザーと属性が近い集団の嗜好パターンをAIが分析し、多種多様な物件の中から潜在的ニーズに合致する可能性のある候補を選別・提案できる不動産業界初のお部屋探しサービスです。簡単なサービス内アンケートの回答結果に基づいてAIがユーザーの潜在的ニーズも推測した上で物件候補を提示します。これまで意識していなかったエリア選択や条件設定によって隠れていた理想的な物件との出会いを実現します。

※1 ハウスコム、SREHD調べ、2023年1月調査時点
※2 セレンディピティ(Serendipity):自身が希望する条件に応じて意識的な行動をとることに対して、セレンディピティとはその人の属性情報が考慮された幅広い提案を受けることで、これまで認識していなかった潜在的ニーズに近いものを偶然見つけ出せること。

賃貸住宅ブランド「La Douceur」、賃貸住宅向け不動産ESGサービス「ResiGo」の利用を開始

不動産運⽤者/オーナーや機関投資家にESG活用ノウハウや取り組みの可視化、施策を提案

株式会社GOYOHは、2023年1⽉よりアクサ・リアル・エステート・インベストメント・マネジャーズ・ジャパン株式会社が運営する賃貸住宅「La Douceur(ラドゥセール)」の約30棟にて、賃貸住宅向け不動産ESGサービス「ResiGo(レジゴー)」の運営を開始しました。
https://www.goyoh.jp/easygo/(外部リンク)

注目ポイント

不動産業界の脱酸素社会へ向けた取り組みのために

「ResiGo」は、賃貸住宅に特化した不動産ESGサービスで、機関投資家の投資運用する複数物件を一括でESG運用でき、複数の管理会社でも連携して利用することが可能です。賃貸住宅ESGプラットフォームである本サービス導入を通して、住民とリレーションを強化し、建物全体の満足度の向上を目指すとともに、脱炭素社会へ向けた協働への足掛かりにしていきたいと考えています。

賃貸住宅に特化した不動産ESGサービス「ResiGo」

今回の取り組みは、「ResiGo」を利用した国内初の賃貸住宅ESGプラットフォームの導入事例です。健康、省エネ、防災・災害対応、地域交流などの居住者や地域コミュニティの⼈々の快適・安⼼・安全な⽣活のための取り組みやキャンペーン、関連する先端テクノロジーやサービスとの連携を予定しています。運営に関する意見を集めるほか、運営側には防災や健康管理、消費電力などについて呼びかけることができるようになります。

いかがでしたでしょうか。皆さまの気になったニュースやサービスはありましたか?

日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

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執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

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