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【2023年4月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

【2023年4月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。もうすぐ5月、ゴールデンウイークですね。今年は休暇の調整によっては、最大で9連休になる方もいらっしゃるそうです。長い休暇、皆さまは何をして過ごされる予定ですか? 4月からの新生活の疲れが少したまってきている頃、良いリフレッシュの機会になるといいですね。 

さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

中古住宅を“賢く”売買するために役立つ情報やコツを発信する中古住宅専門のWEBメディア「中古住宅のミカタ」を2023年4月公開

中古住宅の売る・買う・検査・保証のあんしんガイド

株式会社住宅あんしん保証、一般社団法人住宅あんしん検査は、u.company株式会社と共同で企画開発を行い、中古住宅専門のWEBメディア「中古住宅のミカタ」を2023年4月に公開しました。
https://www.chuko-mikata.jp/(外部リンク)

注目ポイント

消費者の不安を払拭し、安心して中古住宅を選択できる世の中に

安心・快適な中古住宅の取引を当たり前に選択できる世の中を目指し、消費者が特に不安を抱きやすい不動産取引における不安を払拭し、安心してスムーズな取引を実現するための知識やノウハウ、取り組みを伝える「中古住宅のミカタ」を開設しました。「中古住宅のミカタ」では、安心して中古住宅の取引を行うためには、正しい知識を身につけることはもちろん、「検査(インスペクション)」や「かし(瑕疵)保険」、「保証」の活用は、消費者の不安やリスクを軽減する重要なポイントと考えています。

専門家が解説する中古住宅の取引における最新の情報が満載

日本の不動産業界の最新事情やウラ話、売買取引を成功させるコツ、中古住宅の売買を実際に経験した人たちの実例など、数多ある中古住宅を取り扱った経験や知見のある実践者ならではの視点やアドバイスなどを交えて解説します。今後も新たな専門家による解説記事を中心に企画、随時コンテンツを更新予定です。

ウェルスマネジメント向け、不動産の価値変動を可視化する「チャート化」API販売開始

エステートテクノロジーズ.png

不動産のリアルタイム価値分析で、金融資産と不動産資産の互換性を向上

不動産テックソリューションを開発するエステートテクノロジーズ株式会社は、不動産の資産価値の変動をリアルタイムで把握することができる「不動産価値チャート化API」の提供を開始しました。
https://www.estate-tech.co.jp/news/5150/(外部リンク)

注目ポイント

「金融資産+不動産資産」という包括的な資産の拡大を後押し

これまでウェルスマネジメント会社などを介して活発に運用される主な個人資産は、株式・証券・債券・銀行預金などの金融資産がメインでしたが、「リアルタイム価格分析API」により不動産資産についても、リアルタイムで価値変動を見極め、即時購入すべき不動産の特定や保有資産の売却タイミングの最適化など、より機動的な運用とパフォーマンスの向上が可能になります。

物件査定において重要な価格推定エンジンの正確性や分析可能な物件の網羅性

エステートテクノロジーズ社の価格推定エンジンはMER2.93という業界最高水準の正確性を誇り、査定可能な物件数はおよそ15万件、一都三県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)を網羅している点が高く評価されています。リアルタイムの正確な査定結果を、月足・年足などの粒度でチャート化して可視化することで、株などの金融資産と同様に、不動産資産の値動きを目で追うことが可能になります。エリアごとや、設定条件下の類似物件相場、個別の保有物件の相場価格など、さまざまな角度から不動産の値動きを追って、運用機会を狙うことができます。

住宅ローン業務のDX化に向けた共同実証実験を開始

住宅ローン業務に関わる業界全体の業務効率化や生活者の利便性向上に向けて

大和ハウス工業株式会社と株式会社NTTデータは、地域金融機関一行と共同で、住宅ローン業務のデジタルトランスフォーメーション(以下:DX)に向けた実証実験を、2023年4月13日より開始しました。
https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/house/20230412103632.html(外部リンク)

注目ポイント

デジタル等を活用し、住宅ローンの効率化について検証

デジタル等を活用したこの実証実験では、住宅ローン申込人(以下、申込人)・住宅事業者・金融機関3者のコミュニケーションのデジタル化および申込情報の伝送に関する住宅ローン業務の効率化について検証します。サービスのモックアップ(※1)を活用して事前審査から融資実行までのフローを再現することで、住宅ローンに関する情報伝達のデジタル化についての有用性・操作性を確認します。
※1. システム開発などを行う際につくられる試作品。

業務効率向上やさらなる利益成長の実現を目指して

住宅ローン業務では、住宅事業者と金融機関が密に連携を取りながら、申込人の住宅購入をサポートしていますが、住宅事業者と金融機関の負荷が高く、審査・スケジュール調整など紙・電話・FAXを中心としたコミュニケーションが多く残り、バリューチェーン全体でDX化が遅れている状況です。そこで、デジタルを活用したコミュニケーションの最適化、住宅ローン申込情報の電子化、マイナンバーカードおよびマイナポータルAPI活用により、申込人・住宅事業者・金融機関の負荷を低減することで、申込人の細かいフォローやサポートする時間を創出し、業務効率の向上やさらなる利益成長の実現を目指し、実証実験を開始することとしました。

新しい不動産取引サービス「すみつぎ」正式版をリリース!

不動産のマッチング・取引プラットフォーム「すみつぎ」

株式会社ライクライフは、個人の自宅不動産の割賦売買取引サービス「すみつぎ」の正式版をリリースし、会員登録の受付を開始しました。
https://likelife.co.jp/lp-sumitsugi/(外部リンク)

注目ポイント

自宅に住み続けたまま自宅を売却

「すみつぎ」では、シニアの方は自宅に住み続けたままの状態で自宅を売却し、買主から支払われる毎月の分割払い代金を受け取ることで老後の生活資金に充てることができます。購入者は、売主が生活している限り物件の引き渡しを受けることはできませんが、その代わり2~5割の価格で購入できる仕組みです。また、購入者にとってはこれまで不動産の購入に際して現金一括払いか金融機関が提供するローンを利用する以外に方法がなかった不動産取引において、毎月の分割支払いにて購入するという新たな選択肢を提供します。不動産仲介会社を経由せず、売主・買主のチャットによる直接交渉が可能となるのも特徴です。

「空き家」対策、社会貢献に

「すみつぎ」を利用して物件を購入することは「空き家」対策に寄与することになります。「空き家」は物件所有者の相続人が対応に困り果て、放置してしまった結果として発生することも一因とされています。本サービスでは契約成立時に物件の引き渡しは行いませんが、所有権の移転は行います。物件の引き渡し以前に所有権の移転手続き、引き渡し事由発生時には速やかに物件の占有も移転することにより、「空き家」化を未然に防ぐことになります。
また、「すみつぎ」は物件所有者であるシニアの方の老後資金や、住環境の確保を目的としたサービスです。単純な分割での不動産取引ではなく、ESG投資としての要素を兼ね備えた、今までにない新しい不動産取引の形です。

いかがでしたでしょうか。皆さまの気になったニュースやサービスはありましたか?

日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

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執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

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