1. Top
  2. 不動産用語集
  3. 短期譲渡所得/たんきじょうとしょとく

不動産用語集【短期譲渡所得】

短期譲渡所得/たんきじょうとしょとく

短期譲渡所得とは、所有期間5年以下の土地や建物などの資産をで譲渡(売却)することで得られる所得のことを指します。※所有期間の計算は譲渡した年の1月1日を基準とする。
この場合、資産を譲渡することによって得られる収益が課税対象となります。

短期譲渡所得の税額の計算方法は、次の通りです。

① 課税短期譲渡所得金額 = 売却価格 -( 取得価格 + 売却に関する費用)- 特別控除
② 税金 = 課税短期譲渡所得金額 ×税率39%(所得税30%、住民税9%)
※取得価格には、資産を取得する際に支払った取得費用や修繕費用などが含まれます。また、売却に関する費用には、仲介手数料や譲渡税などが含まれます。

譲渡益には、個人の場合、所得税と住民税が課税されます。また、所得税は源泉徴収されないため、確定申告が必要となります。短期譲渡所得は、長期譲渡所得と比較して税率が高くなるため、注意が必要です。