【2025年3月後半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

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皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。4月に入り賃貸市場は繁忙期も落ち着いてきたころでしょうか。新たな入居者を迎えられた物件も多いことと思います。
さて、本日も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

目次

【ADI】廃材削減×人手不足に対応!外装施工にサイディングプレカット工法を導入

不動産業界の課題解決に対応

株式会社アーキテクト・ディベロッパー(ADI)は、不動産業界の課題に対応するため新築賃貸住宅の外装施工にサイディングプレカット工法を導入しました。
https://architectdeveloper.com/news/1869/(外部リンク)

注目ポイント

建設現場の作業負担を軽減し、施工効率を向上するサイディングプレカット工法

現場で寸法を測り、工場でカットや穴あけを行うことで、現場での加工工程をほぼゼロに近づけ、施工時間を短縮します。配管用の開口部や屋根との取り合い部分など複雑な加工も専用機械で精度高く仕上げるため、現場での微調整の手間を削減できます。また、プレカットされたサイディングを搬入すれば、そのまま貼り付けに専念できるため、多くの場合、工期を2~3日程度に短縮でき、職人不足の解消にも大きく寄与します。

廃材削減による環境負荷の低減にも寄与

プレカット工法では、工場での加工時に端材の一部(約10~20%※)を再利用できるため、材料ロスを抑え、現場での廃棄物発生量削減と資源の有効活用が可能になります。また、従来の現場カットでは1棟あたり2~2.5㎥の端材が発生し、産業廃棄物処理費として1㎥あたり約2.5万円(合計5万~6万円)のコストがかかるケースが一般的でしたが、現場での端材発生を抑え、処理コストの削減にもつながります。

日本初!好みの「色」「コンセプトデザイン」でお部屋を探せる「Renotta」全面リニューアル

住まい選びを“デザイン”する、新しいデザイナーズ・リノベーション賃貸検索サイト

株式会社クラスコデザインスタジオは、賃貸リノベーション物件専門のポータルサイト「Renotta」(https://renotta.jp/)を全面リニューアルしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000889.000006823.html(外部リンク)

注目ポイント

サイトリニューアルの背景

近年、ライフスタイルや価値観に合わせた住空間への関心が高まり、特にコロナ禍を経て「自分らしさ」を反映した住まいを求める声が増加しています。しかし、従来の賃貸物件検索は「家賃」や「立地」といった条件が中心であり、暮らしを彩る「コンセプト」「デザイン」「色」を重視するユーザーにとって物件探しの自由度に制限がありました。今回のリニューアルでは、日本初(※自社調べ)の「色」「コンセプトデザイン」を軸にした検索を実現し、「自分らしい暮らし」をデザインできるプラットフォームへと進化しました。

リニューアルのポイント

今回のリニューアルにより、ユーザーは好みの「色」や「コンセプトデザイン」から直感的にお部屋を探せる革新的な検索機能を体験できます。また、いえらぶCLOUDとの連携により、不動産会社の掲載管理も大幅に効率化。賃貸市場におけるリノベーション物件の魅力を最大限に引き出す新たなプラットフォームとして生まれ変わりました。

1億円超の高級不動産、管理会社選びは何を重視する?半数以上が、「物件の資産価値向上の実績」を重視

24時間対応とクレーム対応力が不動産管理会社選定の決め手に

アセットテクノロジー株式会社は、高級不動産(1億円以上)を保有しており、物件管理を不動産管理会社に全面委託している方330名を対象に、高級不動産管理に関する実態調査を実施しました。
https://assettech.co.jp/information/press/3192/(外部リンク)

注目ポイント

高級不動産オーナーが、不動産管理会社を選ぶ際の基準「クレーム対応の丁寧さ」が44.2%で最多

「不動産管理会社を選ぶ際に、重視する項目をお選びください。(上位3つまで回答)」(n=330)と質問したところ、「クレーム対応の丁寧さ」が44.2%、「24時間対応体制の有無」が34.5%、「定期報告の質と頻度」が32.4%という回答となりました。

今後、不動産管理会社選びで重視する基準、「物件の資産価値向上の実績」や「管理費用の透明性」が上位

「Q6.今後、現在とは別の不動産管理会社を利用する際に、重視したい基準をお選びください。(複数回答)」(n=330)と質問したところ、「物件の資産価値向上の実績」が53.0%、「管理費用の透明性」が47.9%、「防災・セキュリティ体制」が36.7%という回答となりました。

サンゲツとミサワホーム、“商品カタログ”を再利⽤した100%リサイクル原料の⼈⼯⽊ウッドデッキを共同開発

環境配慮型エクステリア商品を取り扱い開始

株式会社サンゲツと、ミサワホーム株式会社は、100%リサイクル原料の人工木ウッドデッキ「フォレストウッド(TM)」を共同開発しました。
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20250326143920.html(外部リンク)

注目ポイント

フォレストウッド™の概要

「フォレストウッド™」は、サンゲツの見本帳のバインダー部分(ポリプロピレン)を再利用したリサイクル素材と、建築廃材やその他のリサイクルプラスチックを組み合わせて生まれた人工木ウッドデッキです。天然木のような質感と美しさを持ちながら、耐朽性・耐候性に優れる高性能を実現。さらに、100%リサイクル可能な素材として、持続可能な資源循環型社会に大きく貢献します。
※想定受注量を上回った場合、一時的に、プラスチック原料にサンゲツの見本帳部材が含まれない可能性があります。

共同開発の背景

サンゲツとミサワホームは、地域や企業との「共創」が新たな価値創造やイノベーションにおける重要なテーマの一つであると捉えています。この度、これを「空間提案」という共通の事業領域で発揮することを目指し、二社間のパートナーシップを構築しました。建築業界においては、環境への意識の高まりから、社会の持続可能性を考慮した建築資材へのニーズが拡大しています。こうした状況を背景として、両社は地球環境を守るサステイナブルな社会の実現に向けて、サプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献する、100%リサイクル原料の人工木ウッドデッキ「フォレストウッド™」の共同開発に至りました。

いかがでしたでしょうか。日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

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