2026年度税制改正大綱で、不動産オーナーが押さえたい3つの変化
2026年度(令和8年度)税制改正大綱では、基礎控除や年収の壁など、家計や給与まわりの制度変更が注目を集めました。一方で、NISAの制度改正の方向性など、資産形成に関わる論点も含まれています。不動産分野でも、賃貸用不動産の相続税評価の見直し、不動産関連商品をめぐる動き、住宅・不動産周辺税制の延長など、不動産オーナーにとって見逃せない内容が盛り込まれました。 不動産投資は、目先の利回りや税負担だけで...
不動産投資家K
皆さん、こんにちは。ハロウィンが終わって早速、街がクリスマスムードに様変わりしてきましたね。さすがに気が早いと思いつつ、クリスマスカラーの赤や緑の色どりが目に入ると、やはり気持ちも華やいでワクワクしてきます。
さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。
株式会社アーキテクト・ディベロッパーは、自社の都市型賃貸住宅「LiVLi」シリーズの白を基調としたシンプルなお部屋に、ヴィンテージや北欧のデザインを取り入れアップデートする「LiVLi style update」を開始します。
https://architectdeveloper.com/news/1079/(外部リンク)
注目ポイント
投資用賃貸住宅の付加価値向上
日本政府は2023年を「資産所得倍増元年」とし、「貯蓄から投資へ」のシフトを大胆かつ抜本的に進めることを発表しています。アーキテクト・ディベロッパーでは、11年連続99%以上の入居率を誇る都市型賃貸住宅「LiVLi」シリーズの付加価値を向上し、投資用賃貸住宅に求められる安定性と収益性をさらに高める取り組みとして「LiVLi style update」を開始しました。
収益性の高い物件デザイン
「LiVLi」シリーズの内装は白を基調としたシンプルなデザインで、インテリアが合わせやすい多くの方に支持されるスタイルでした。今回導入した「LiVLi style update」は、アーキテクト・ディベロッパーのリブランディング事業で手がけたリノベーション物件「BELLE VIAGE/ベルヴィアージ」で人気のインテリアスタイルを採用し、これまで以上に入居者のニッチな要望にも応えられる理想のライフスタイルを提供できるだけではなく、他の物件との差別化することで収益性の高い物件になるようデザインしています。
株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、住宅弱者問題の解決を目指す「FRIENDLY DOOR」事業の一環として、不動産実務におけるユニバーサルマナーを体系的に学ぶことのできる「ユニバーサルマナー検定(不動産)」を、株式会社ミライロと共同開発し、2023年10月31日より申し込み開始しました。
https://lifull.com/news/29447/(外部リンク)
注目ポイント
開発の背景と目的
社会全体で多様性を尊重する気運が高まる昨今、不動産実務の現場でも、一人ひとりのユーザーに寄り添った接客対応が求められています。しかし、「障害者の方が入居することに抵抗のあるオーナーや不動産会社は少なくない」「“聞こえない”を理由に入居を断られてしまった」といったユーザーの声が聞かれます。また、2024年4月には改正障害者差別解消法が施行され、民間事業者による「合理的配慮の提供」が義務化されますが、法改正の認知度は低く、不動産会社から「障害者への合理的配慮をどのように提供すべきか、体制整備が整っていない」などの不安の声があがっています。このような背景から、住宅弱者問題の解決を目指す「FRIENDLY DOOR」を提供しているLIFULL HOME'Sはミライロと共同し、当事者のニーズを適切に理解した上で、住まい探しにおける困りごとや、求められているサポートを学ぶことができる検定の開発に至りました。
「ユニバーサルマナー検定(不動産)」の概要
「ユニバーサルマナー検定(不動産)」は、障害者や高齢者など住まい探しにおいて何らかの障壁のある方に対する適切なサポート、必要な配慮などを体系的に学ぶことができる検定です。通常の「ユニバーサルマナー検定」の内容に加え、「不動産」は物件への問合せ時、店舗での商談時、内見時、契約時など各場面で気を付ける点を、より不動産実務に即した内容の構成です。検定受講者には、ユニバーサルマナー検定(不動産)のロゴマークが入った認定証が配布されます。
株式会社いえらぶGROUPは、不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」で売買仲介会社がエンドユーザーをハウスメーカーに紹介できる機能をリリースしました。
https://ielove-cloud.jp/news/entry-655/(外部リンク)
注目ポイント
さらにスムーズなエンドユーザーの住まい探しを実現
「いえらぶCLOUD」では、売買仲介会社が土地を購入したエンドユーザーをハウスメーカーに紹介できる機能を実装しました。この機能では「いえらぶCLOUD」で顧客情報を共有できるため、売買仲介会社とハウスメーカーの連携がスムーズになります。これにより、さらにスムーズなエンドユーザーの住まい探しを実現します。
「いえらぶCLOUD」とは
「いえらぶCLOUD」は賃貸・売買・管理すべてに対応したオールインワンの不動産業務支援システムです。毎週行われるアップデートの速さや、幅広い業務を一気通貫でオンライン化できる点が支持されており、全国の不動産会社15,000社以上で導入されています。
中央開発株式会社は、国内最大規模の地盤情報配信サービス『地盤情報ナビ』に関して、ボーリング調査概算見積機能を全国規模に拡大して提供することを発表しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000093454.html(外部リンク)
注目ポイント
『地盤情報ナビ』について
『地盤情報ナビ』は、誰でも無料で地盤情報や災害リスク情報が簡単に検索・利用できる国内最大規模の地盤情報配信サービスです。 閲覧可能なボーリングデータは全国で約40万件。国土交通省が運営する国土地盤情報検索サイト「KuniJiban」をはじめ、省庁・都道府県・市町村が独自に公開する全国のボーリング情報を一元化して提供しています。会員登録者は2023年10月時点で約30,000件。主に、法人、官公庁、研究機関に利用されており、近年の災害激甚化を背景に、地域住民等の利用も増加しています。
アップデートされた機能
「地盤リスク情報閲覧機能」が会員登録やログイン不要で閲覧できるようになりました。 誰でも無料で地図上から全国の任意地点における地盤リスク情報を表示できます。
「ボーリング調査概算見積機能」これまで都内を対象に提供していた「ボーリング調査概算見積機能」が全国版に拡大されました。ボーリング調査概算見積機能は無料の会員向け機能で、知りたい地点で地盤調査(ボーリング)を実施した場合の概算費用が閲覧できます。
いかがでしたでしょうか。日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。
執筆者
数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。
2026年度(令和8年度)税制改正大綱では、基礎控除や年収の壁など、家計や給与まわりの制度変更が注目を集めました。一方で、NISAの制度改正の方向性など、資産形成に関わる論点も含まれています。不動産分野でも、賃貸用不動産の相続税評価の見直し、不動産関連商品をめぐる動き、住宅・不動産周辺税制の延長など、不動産オーナーにとって見逃せない内容が盛り込まれました。 不動産投資は、目先の利回りや税負担だけで...
新NISAが始まって2年が過ぎました。制度開始当初は、まず始めること自体が大きなテーマでした。いまはそこから一歩進み、このままの配分で続けてよいのかを考える段階に入ってきています。 現在の新NISAは2024年1月1日に始まった制度で、つみたて投資枠と成長投資枠を併用でき、非課税保有期間は無期限です。年間投資枠は合計360万円、非課税保有限度額は総枠1,800万円へと広がり、従来のNISAよりも長...
新NISAがスタートして一定の時間が経ち、資産形成を考える中で「まず新NISAか。それとも不動産投資か」と迷う人が増えています。 デフレと超低金利が続いた時代には、融資を活用した投資や事業運営が広がりましたが、インフレの進行により金融環境は「金利のある世界」へと移行しつつあります。 預金や国債といった低リスク資産でも利息が得られる現在、金融資産のリスクとリターンの考え方は大きく変わりました。同時に...
富裕層の資産運用スタンスは、この数年で大きく変わりつつあります。これまでの運用では株式と債券を中心に据え、景気が悪化すれば各国の中央銀行が金利を引き下げ、既存の債券価格が上昇することでポートフォリオを支える仕組みが機能していました。 しかし、世界的なインフレ圧力や金利上昇の影響が強まった局面では、株式と債券が同時に値下がりするケースもみられ、従来の逆相関によるリスク分散が十分に働かない状況が指摘さ...
「富裕層の投資戦略」と聞くと、多くの人が「特別な金融商品」や「限られたネットワーク内での情報交換」を想像するかもしれません。しかし、実際に長年にわたって資産を守り増やしてきた富裕層を観察すると、その答えは意外とシンプルです。 『どのように資産を守りながら安定的に資産を伸ばすか』 この問いを軸に投資戦略を組み立てているのです。 ここで注目すべきは、日本の富裕層が一様ではないという点です。資産形成の経...
投資を始めようと考えたとき、多くの人が最初に直面するのが、「不動産にすべきか?それとも株式か?」という選択です。どちらも資産を増やすための代表的な手段として知られており、それぞれに根強い人気があります。 不動産投資と株式投資は、リスク特性、収益構造、必要な資金や流動性といった点で本質的な違いがあります。本コラムでは、両者の特徴やメリット・デメリットを比較しながら、あなたに合った投資スタイルを見極め...
「不動産投資家Kとその仲間たち」を運営するarchitect developer, Inc.(ADI)の賃貸管理に関するデータをお伝えしていきます。この記事では、2025年1月から6月のデータをご覧いただけます。 ◎PDFをダウンロードする ADI賃貸管理データ(2025年1月-6月)◎過去のデータはこちら 目次 2025年1月-6月賃貸管理状況 2025年6月サマリー 管理戸数の推移 入居率の推...
不動産鑑定士(公認会計士・税理士)の冨田と申します。今回は先日公表された令和7年路線価について、傾向やトピックを私見を交えながら解説したいと思います。 目次 2025年の動向・トピック 全国の動向 東京都の動向 今後の見通し 2025年の動向・トピック 全国の動向 各報道等によると、令和7年の相続税路線価の上昇率トップ5は以下だそうです。 令和7年相続税路線価上昇率 1位 長野県白馬村〔前年比+3...
前回コラムでは、投資で銘柄選びやタイミングよりも大切とされる「アセットアロケーション」について、基本概念を中心とした入門編をお伝えしました。今回は「富裕層が考えるべきアセットアロケーションと不動産投資」と題して、富裕層の資産運用において重要な役割を果たす「不動産投資」を取り上げます。 目次 資産を次世代に継承するためのアセットアロケーション 不動産を組み込んだアセットアロケーションの効果 富裕層が...
今回から、ファイナンシャルプランナーの水野崇氏のコラムがスタート。不動産投資をはじめ、富裕層が実践する多様な資産運用の実例を交えながら、知っておきたい最新の運用手法や考え方をわかりやすく解説していただきます。 目次 貯蓄から投資へ アセットアロケーションの基本概念 世界有数の機関投資家が実践するアセットアロケーション リスクを抑えたアセットアロケーションに欠かせないオルタナティブ資産 「まとめ」と...