約10日間の停電に対応可能な「全天候型3電池連携システム」を採用
実証実験で採用する「全天候型3電池連携システム」は、太陽光発電システムとエネファーム、家庭用リチウムイオン蓄電池を大和ハウス工業が開発した「切換盤」で連携させることで、停電時の電力と給湯を確保するとともに、通常時の光熱費を削減するシステムです。「切換盤」を設置することで、エネファームで発電した電力を家庭用リチウムイオン蓄電池に蓄え、家庭内で使用することもできます。実証実験では、「全天候型3電池連携システム」を「(仮称)エコンフォート前橋駒形」の全戸に搭載し、各戸の入居者が日常生活で使うエネルギーや設備の稼働率、余剰電力量のデータを大和リビングとサンワが分析します。
カーボンニュートラルLPガスの採用
実証実験で採用するカーボンニュートラルLPガスは、原料採取から最終利用までのすべての過程で排出されるCO2を植林や森林管理などによる環境保全活動などにより差し引き、実質「ゼロ」とみなすことができるプロパンガスです。エネファームでのカーボンニュートラルLPガスの採用や太陽光発電システムの搭載などにより、一般的な賃貸住宅(※2)と比較して、CO2排出量収支を200%削減(※3)します。また、各戸に配置される分散型エネルギーのため、ガスの供給が遮断された災害時などでも個別に調査・点検を行うことで、都市ガスや系統電力に比べて相対的に早く復旧させることができ、防災にも配慮したエネルギーとして適しています。
※2. 国土交通省が公布した「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」で定められた、平成11年基準相当の外皮と標準的な設備を有する建物。
※3. 一棟あたりの年間CO2排出量収支が14.91tからマイナス14.99tとなり、29.9t削減。国立研究開発法人 建築研究所が提供する「建築物のエネルギー消費性能計算プログラム」を利用した理論値であり、実際のCO2排出量は利用方法などによって変動。