【2023年6月後半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

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皆さん、こんにちは。あっという間に上半期が終わり、2023年も折り返しを迎えました。今年は特に夏が早くやってきているような暑さになってまいりましたね。(毎年言っている気がしますが・・・。)皆さんも外と室内の気温差に気を付けてお過ごしください。

さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

目次

アーキテクト・ディベロッパー、ZEH-M仕様 賃貸集合住宅を着工

カーボンニュートラルな社会の実現に向けて

株式会社アーキテクト・ディベロッパーは、カーボンニュートラルな社会の実現に向けた取り組みの一環として、2023年6月にZEH-M仕様の賃貸集合住宅を千葉県千葉市美浜区にて着工しました。
https://architectdeveloper.com/news/906/(外部リンク)

注目ポイント

「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの条件をクリア

ZEH-M仕様基準を満たすには、「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの条件をクリアする必要があります。本物件では、高断熱サッシの採用による高断熱、高効率設備の導入による省エネ、太陽光発電による創エネを取り入れることで、「ZEH-M Ready」の基準を達成しました。構造は、鉄骨と木材のハイブリット構造『CB工法』を採用。鉄の躯体で強固な耐久性を確保しながら、外壁や耐力壁に使用する木パネルの調湿性・断熱性・遮音性を併せ持つ建物です。また、本物件は住棟・全住戸で建築物省エネルギー性能表示制度(Building-Housing Energy-efficiency Labelling System、「BELS」)の最高位である★★★★★(5つ星)を取得しました。

Keeyls、「KEY STATION」を東京メトロ5路線7駅の構内に追加設置

「鍵」の受け渡しをより便利に

Keeyls株式会社は、東京地下鉄株式会社と株式会社メトロコマースとともに、鍵の無人受け渡しサービスに連動した「KEY STATION」を東京メトロの駅に設置しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000020131.html(外部リンク)

注目ポイント

鍵の無人受け渡しサービスに連動した「KEY STATION」

KEY STATIONは、「人々の『時間』と『場所』の自由を実現する」というビジョンのもと、あらゆる鍵(物理鍵・デジタル鍵)の管理・予約管理・本⼈確認・現地案内の機能をひとつにして、予約から利用までいっさい人と接触することなく鍵の受け渡しを可能としたサービスです。利用履歴やeKYCの技術などを組み合わせ、鍵の利用履歴をリアルタイムで管理することにより、あらゆる施設やサービスの利⽤において「誰が」「いつ」「どこで」「何のために」鍵を受け取ったのか(受け取る予定なのか)といったトレーサビリティをkeeylsは実現します。  17年にサービスを開始し、現在では駅やコンビニ、マンション、宿泊施設などを中心にKEY STATIONの設置場所を拡大し、関東を中心に北海道や沖縄・大阪・福岡など多くの都道府県に設置されています。

生活の動線上の起点となる「駅」での導入

様々な人の生活の動線上の重要な起点となる「駅」に「KEY STATION」を導入することにより、駅をご利用になる方や、駅周辺にお住いまたは働いている方々の鍵の受渡しを通した、モノやサービスの受取時の時間と場所の制限を解消し、周辺エリアの活性化および利便性の向上を目指します。

「いえらぶCLOUD」が外国人向け賃貸住宅ポータルサイト「OAKHOUSE」と業界初連携

業界初連携で外国人材のお部屋探しを応援

不動産業界向け垂直統合SaaS「いえらぶCLOUD」を提供する株式会社いえらぶGROUPは、株式会社オークハウスが運営する外国人向け賃貸住宅ポータルサイト「OAKHOUSE」との賃貸物件情報の連動を開始しました。
https://www.ielove-group.jp/news/detail-575(外部リンク)

注目ポイント

2030年問題の対策に -外国人材のお部屋探しを応援-

出入国在留管理庁では外国人在留支援センターを設ける・外国人のスタートアップを支援するなど、政府としても外国人材の活躍を推進しています。実際に在留外国人数は2022年12月末時点で307万人を超え過去最高であり、外国人労働者も2022年10月末現在で過去最高となる182万人を記録しました。しかし2022年8月に法務省より発表された「外国人住民調査報告書」によると、住居探しにおける困りごととして、「国籍等を理由に入居を断られた」(16.9%)「保証人が見つからなかった」(15.1%)など多くの困りごとが挙げられています。
オークハウスは1992年から外国人向けの住宅事業を行ってきました。外国人と日本人の割合が均等なゲストハウスモデル、日本人入居者が過半数以上を占めるシェアハウス、現在はソーシャルレジデンスなども提供しており、延べ100カ国以上の方が同社のサービスを利用しています。このたびの連携により「いえらぶCLOUD」に登録された物件はワンクリックで「OAKHOUSE」に掲載が可能となりました。

大東建託グループ、総合資産サービスプラットフォーム「アセトラ」提供開始

DXを活用し、お客様の課題をスムーズに解決するサービス

大東建託グループは、7月3日より、幅広い資産運用をサポートする総合資産サービスプラットフォーム「ASSET TRANSFORMATION(アセトラ)」の提供を開始します。アセトラは、資産運用に対して漠然と不安をお持ちのお客様から、明確な課題をお持ちのお客様までを対象に、不動産投資から相続対策まで、あらゆる解決手段をワンストップで提案します。
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_asetora_0621.html(外部リンク)

注目ポイント

オンライン相談やAI不動産投資シミュレーション、相続税簡易シミュレーションなどDXを活用

大東建託グループは、創業以来顧客の土地活用をサポートしてきましたが、時代の変化に伴い資産運用ニーズも変化してきました。また、コロナ禍を経て、営業活動におけるオンラインでの接点が増加し、その手法も浸透したことから、DX(デジタル・トランスフォーメーション)で顧客の課題を解決するために、本サービスを開発しました。本サービスでは、資産運用コンシェルジュによるオンライン相談や、AIを活用した不動産投資シミュレーション、相続税簡易シミュレーションにより、お客様の状況や要望に合わせて課題をスムーズに解決します。

客観的なデータでお客様が保有する不動産の投資判断をサポートするシミュレーション機能

リーウェイズ株式会社の提供する「Gate.(ゲイト)」と連携し、2億件を超える不動産ビッグデータを活用して、顧客の保有不動産の将来展望や課題を高度な分析に基づいてアドバイスします。これにより、不動産投資のリスクや収益性を客観的に評価し、適格な投資判断を支援します。

いかがでしたでしょうか。皆さまの気になったニュースやサービスはありましたか?

日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

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