【2023年1月後半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

カテゴリ
特集記事 
タグ
気になるニュース 

不動産投資家K

B!

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。2月となり、賃貸事業としては繁忙期真っ只中というような時期になりました。皆さんの物件状況はいかがでしょうか。今年も満室経営を目指せるよう、役立つ情報を発信してまいります!

さて、今回も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。

目次

株式会社アーキテクト・ディベロッパー、オーナー向け事業説明会を開催

440名を超えるオーナーが参加

株式会社アーキテクト・ディベロッパーは2022年12月と2023年1月にオーナーに向けた事業説明会を開催しました
https://architectdeveloper.com/news/639/(外部リンク)

注目ポイント

全国9拠点,Webと対面形式での開催

事業説明会はWebと対面の形式とし、対面については前回銀座本社のみだったものを、より多くのオーナーが参加できるよう、全国9拠点で開催しました。会場参加の267組347名のオーナーを含め、440名を超える方々が参加しました。

新たな取り組みから拠点紹介まで

事業説明会では、役員挨拶に続き業績および新たな取り組みについての説明のほか、各部の状況報告や拠点紹介を行い、およそ1時間半の会となりました。

国際航業株式会社、BIM/CIM対応の3次元点群モデルビューア「FusionSpace®」をリリース

複数データを3次元で一括表示できる新サービス

国際航業株式会社は、複数の計測データを取り込んで3次元で表示する3次元点群モデルビューア「FusionSpace®(フュージョンスペース)」をリリースします
https://www.kkc.co.jp/news/release/2023/01/17_2728/(外部リンク)

注目ポイント

Webブラウザ上で動作、同社提供サービスをより便利に

2016年より提供している3次元空間解析クラウドサービス「KKC-3D」のユーザー向け3次元点群モデルビューアとして開発。「KKC-3D」により自動生成した3次元モデルを「FusionSpace®」に取り込んで判読・解析する一連の作業がWeb上で可能となるため、共同編集や情報共有プラットフォームとしても利用できるようになり、業務効率化や生産性向上にも寄与します。

国土交通省発表の作成要領に基づいたデータ取り込みが可能

国土交通省では、令和5年度までの小規模を除く全ての公共工事におけるBIM/CIM原則適用に向け、段階的に適用範囲を拡大しています。令和3年3月には3次元モデル成果物の作成方法および要件を示した「3次元モデル成果物作成要領(案)」が公表されました。「FusionSpace®」は、この作成要領に基づいて作成されたデータを取り込み、編集することが可能です。BIM/CIM原則適用に対応するソリューションとして、自治体や建設業界のDXを強力に支援します。

株式会社Speee、完全会員制の家探しサービス「Housii(ハウシー)」新規機能開発

「不動産会社が顧客と向き合う時間」の創出を支援

株式会社Speeeの提供する完全会員制の家探しサイト「Housii(ハウシー)」(https://ieul.jp/buy/)は、物件一括提案機能をリリースしました。
https://speee.jp/news/11243/(外部リンク)

注目ポイント

一括提案機能による連絡業務の効率化

物件一括提案機能は、不動産会社がお持ちの物件情報を一括でお届けする機能です。これは、Housiiに登録しているユーザーの中で条件に合致する方にのみ送信します。これまで、新たに物件を売り出す際、自社で保有している顧客リストの中から条件に合致する方を選定し個別に連絡を入れていた不動産会社が多い中で、そうした業務を一気に効率化します。

Housiiが実現する不動産会社の業務効率化支援

Housiiを利用した販売活動では、従来と比べ物件掲載や初期対応の必要がなく、また、約30項目の希望条件を事前に把握した上で見込み顧客にダイレクトにアプローチすることが可能です。事前にユーザーの情報を多く取得した状態で物件の提案活動を行うため、ユーザーと不動産会社双方において無駄がなく、効率的な接客活動と顧客に寄り添った提案を不動産会社が実現することが可能となります。

株式会社ゼロボード、GHG排出量算定・可視化ツール「zeroboard construction」を建設現場に導入開始

サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量把握が難しい業界特化型算定ソリューション

株式会社ゼロボードは、建設業界向けGHG排出量算定・可視化ツール「zeroboard construction(ゼロボード コンストラクション)」を、株式会社竹中工務店の建設現場に、2023年2月より順次導入します。
https://zeroboard.jp/6290(外部リンク)

注目ポイント

課題を解決するツール「zeroboard construction」

今回の取り組みでは、建設現場の重機、機器に設置するIoTデバイスから転送される活動量データを、データ収集プラットフォームを通して「zeroboard construction」にリアルタイムに自動で取り込み、現場担当者の負担が増えることなく、建築物単位/日次単位でのGHG排出量の算定・可視化、管理を行うことが可能となります。実際の建設現場での運用によって得た知見を反映しながら、「zeroboard construction」のさらなる機能開発を進めます。将来的には建築物の設計段階におけるGHG予測排出量の算定機能の実装も予定しています。

建設業界におけるGHG排出量算定の課題

日本の産業部門におけるCO2排出量は、産業部門全体の35%のうち、建設機械における排出量が1.4%を占めており、建設業界の脱炭素化は重要課題となっています。また、環境省が発表した「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)における算定方法検討会でも、建設現場での排出量を算定対象に追加する検討が始まっています。そのような背景により、施主や業界団体から今後要求されるであろう建設段階のGHG排出量に対し、効果的かつ効率的な算定が建設事業者の向き合うべき課題となります。

「おうち売却の達人」による不動産投資調査 4人に1人が投資物件の所有経験あり「高値で売却できた」16.8%

「貯蓄から投資へ」の浸透レベルを調査

全国不動産売却安心取引協会が運営する「おうち売却の達人」は、世帯年収が500万円の30歳以上70歳未満の男性全国3,989人を対象に「不動産投資(投資物件)」について調査を行いました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000088951.html(外部リンク)

注目ポイント

投資物件所有は4人に1人、売却経験者は35%にのぼる

「投資物件を所有しているか?」と尋ねたところ、「現在、1物件所有している」(17.1%)、「現在、複数所有している」(5.7%)、「過去に1物件所有していた」(1.8%)、「過去に複数所有していた」(1.1%)となり、4人に1人(25.7%)の割合で投資物件の所有経験があることがわかりました。また、投資物件の所有経験がある1,025人に「投資物件を売却したことはあるか?その物件の売却価格はどうだったか?」と尋ねました。「売却しとことはない」(64.3%)が最多となり、以下「高値で売却できた」(16.8%)、「購入時とほぼ同額で売却できた」(13.0%)、「売却損が生じた」(9.5%)、「売却益よりも残債が多かった」(2.4%)となりました。

高値売却物件1位は「都心新築1棟」

売却経験がある427人に「売却した投資物件の種類」を尋ねました。高値で売却できた172人の1位は「都心の新築1棟マンション」、購入時とほぼ同額で売却でした133人と売却損が生じた97人は「地方の中古戸建」、残債が残った25人は「都心の新築1棟アパート」でした。また、「地方の中古戸建」は、高値で売却できた人の2位にもランクインしました。

いかがでしたでしょうか。皆さまの気になったニュースやサービスはありましたか?

日々新しいニュースや便利なサービスが更新されていく世の中、これからも編集部目線で気になるニュースをお届けします。ぜひ皆さまの不動産投資にもお役立てください!次回もお楽しみに。

執筆者

不動産投資家Kとその仲間たち 編集部

数ある不動産やファイナンスに関するトピックスの中から、注目情報を皆さまにお届けすべく、元気に運営中です!ちょっとした土地や物件のお悩みから事業計画などお金に関することまで、お気軽にご相談ください。

関連記事

資産運用の土台をつくる「アセットアロケーション」入門

今回から、ファイナンシャルプランナーの水野崇氏のコラムがスタート。不動産投資をはじめ、富裕層が実践する多様な資産運用の実例を交えながら、知っておきたい最新の運用手法や考え方をわかりやすく解説していただきます。 目次 貯蓄から投資へ アセットアロケーションの基本概念 世界有数の機関投資家が実践するアセットアロケーション リスクを抑えたアセットアロケーションに欠かせないオルタナティブ資産 「まとめ」と...

【不動産鑑定士が解説】利回りとは?

不動産鑑定士(公認会計士・税理士)の冨田と申します。「不動産投資家Kとその仲間たち」では、さまざまな地域の地価動向分析の記事を執筆しております。 私の記事をご覧になっている方は、不動産投資を考えておられる方も多いかと思います。そこで、今回はそのような方に向けて、そもそも利回りとは何ぞや…ということを説明したいと思います。 利回りとは 不動産投資をするということは、まず「一定の価格を払って賃貸物件た...

【2025年3月後半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。4月に入り賃貸市場は繁忙期も落ち着いてきたころでしょうか。新たな入居者を迎えられた物件も多いことと思います。さて、本日も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します。 目次 【ADI】廃材削減×人手不足に対応!外装施工にサイディングプレカット工法を導入 日本初!好みの「色」「コンセプトデザイ...

【不動産鑑定士が解説】江東区の地価動向

不動産鑑定士(公認会計士・税理士)の冨田と申します。前回の江戸川区の地価動向の記事につきご好評を頂いたため、2回目として今回は東京23区の海沿いに位置する江東区の地価動向について解説したいと思います。 ポイント 江東区の不動産は、湾岸界隈と、それ以外の元からの街は別物と考える余地が指摘される 江東区内の投資収益物件の表面利回りは、小さいもので3%台後半、大きいもので8%台程度が目安 目次 はじめに...

【2025年3月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。さて、本日も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します! 目次 【ADI】楽待チャンネルに代表取締役CEO 木本 啓紀が出演 高齢者見守りサービス『NiSUMU CARE』をシマダハウスに導入開始 賃貸借契約書をスマホでもWEB上で簡単作成できるオンラインテンプレートを公開 【不動産投資家...

【2025年2月後半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。さて、本日も不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します! 目次 ADI、建物の耐久性向上に向け超速硬化防水システム「アクアハジクン」を採用 【ゴクラクに新機能リリース】投資家タイプ診断&あなたにぴったりのファンドをレコメンド! 「不動産の重説を10分で作成」無料トライアル開始と新機能実装 ...

【2025年2月前半】不動産投資家K編集部が注目!ニュース・サービスまとめ

皆さん、こんにちは。不動産投資家Kとその仲間たち編集部です。先日、国交省から引っ越し時期分散の呼びかけがニュースになりましたが、賃貸事業はまさに繁忙期を迎えていることと思います。皆さまの満室経営に向けて、引き続きお役立ち情報をお届けしてまいります! さて、今回は不動産投資家Kとその仲間たち編集部が気になるニュースやサービスをピックアップしてご紹介します! 目次 ADI、自社施工物件における遮音性能...

【不動産鑑定士が解説】江戸川区の地価動向

不動産鑑定士・公認会計士・税理士の冨田建氏によるコラムがスタート。今回は、東京23区の東部に位置する江戸川区の地価動向について解説します。 ポイント 住宅地は、規模の大きい土地では、周辺よりも高額な水準での取引となる傾向 江戸川区内の投資収益物件の表面利回りは、小さいもので4%台後半、大きいもので8%台程度が目安 目次 はじめに 江戸川区の概要 商業地の動向はどうか 住宅地の動向はどうか 利回りの...

ADI賃貸管理データ(2024年7月-12月)

「不動産投資家Kとその仲間たち」を運営するarchitect developer, Inc.(ADI)の賃貸管理に関するデータをお伝えしていきます。この記事では、2024年7月から12月のデータをご覧いただけます。 ◎PDFをダウンロードする ADI賃貸管理データ(2024年7月-12月)◎過去のデータはこちら 目次 2024年7月-12月賃貸管理状況 2024年12月サマリー 管理戸数の推移 入...

賃貸管理マンスリーデータ(2024年6月)を公開

「不動産投資家Kとその仲間たち」を運営するarchitect developer, Inc.(ADI)の賃貸管理に関するデータをお伝えしていきます。この記事では、2024年6月のデータをご覧いただけます。 ◎PDFをダウンロードする ADIの賃貸管理マンスリーデータ(2024年6月)◎過去のデータはこちら 目次 2024年6月賃貸管理状況 2024年6月サマリー エリア別管理戸数割合 エリア別入居...