1. Top
  2. 不動産用語集
  3. 任意売却/にんいばいきゃく

不動産用語集【任意売却】

任意売却/にんいばいきゃく

任意売却とは、債権者(金融機関など)の許可のもと、抵当権が残った状態で不動産を売却することです。

任意売却の流れとしては、所有する不動産を査定して売却額を決定し、債権者へ査定額とともに任意売却の希望を伝えて金融機関の了承を得ることで、売却ができます。そして、売却益が残債を下回っている場合は、所有者が残りの債務を返済します。

競売と違い、任意売却は法的な強制処分ではないため、債権者の合意を取ることができれば、売却価格や引渡しの時期なども相談のうえ決定ができます。また、
所有者が破産などの手続きを行わなくても不動産を手放すことができるため、手続きの煩雑さが少なく、迅速に対処できるという点がメリットです。

ただし、売却益が残債を下回っている場合は、任意売却後も残債を返済する責任があり、信用情報に影響を与える可能性があるため注意が必要です。