不特定の債権を、極度額を限度として担保する目的で設定する抵当権のこと。たとえば、繰り返し取引を行う場合に債権発生のたびに毎回抵当権の設定と解除を行うと手間がかかるため、あらかじめ極度額という一定の限度額の枠を決め、その範囲内で債権を担保します。これを根抵当権といいます。通常の抵当権は、担保される債権は特定の債権であり、債権が消滅すると抵当権も消滅し、新たな債権が生じると、抵当権も別に新しく設定します。
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