不動産用語集【利回り】

投資した額に対する利子も含めた収益額の割合のことを指します。

算定期間は通常1年間で、「年利回り」とも呼ばれます。

利回りを算定する主な対象は、株式などの証券類、投資信託、不動産などの各種金融商品です。また、算定する収益は投資対象に応じて、利息、配当金、家賃収入など様々ですが、基本的には資産保有から得るインカムゲインに限り、売買から得るキャピタルゲインは除く場合があります。

中でも、不動産投資の利回りには、賃料収入をそのまま収益とする「表面利回り」と、物件の維持にかかる経費も含めて収益を算定する「実質利回り」の2種類があります。また、算定にあたり、将来見込まれる収益額を現在の価値へ割り戻すときに用いる利率が「還元利回り」と呼ばれるものです。