不動産用語集【公簿売買・実測売買】

土地の売買に関する契約方式のことを指します。
公募売買方式とは土地登記簿の表示面積により売買価額を確定する方式のことを言い、実測売買方式とは契約時に実際の面積を測量し、その面積に基づいた価額によって売買する方式のことを言います。
とりあえず登記簿の面積により売買を行い、後に実測した面積との差を清算する方式もとられますが、実務上はこれも実測売買に含まれます。なお、公簿売買は測量が不要なため簡単な売買方法ですが、実測面積が公簿面積より小さいと分かった場合紛争が起こりやすい為、契約において実測面積と差異があっても取引価額は変更出来ないと定めることが多くあります。